行きつけの飲み屋(自分はお酒飲まないけど…)
が今年いっぱいで閉店だってさ
今の会社に入社して以来上司と幾度となく行った5人くらいしか入れない狭さの赤提灯飲み屋
料理が本当に美味しくて、特に野菜でお茶を濁すことなくフルで肉の入ったもつ煮込み、焼きそばカレー、カレー粉を塗したピリ辛インディアンポテトがめちゃうまだった。
2年前に将棋を覚えたのもこの飲み屋。
上司が急に将棋にハマり、実はいつも一緒にいた自分の同僚が将棋できることが判明してみんなで始めることに…
狭いカウンターの隅に布の将棋盤を広げさせてもらってよく指していた。今思えば他のお客さんからしたら異様な光景だったんだろうけど、店主の心の広さで許してもらっていた
そしたら最近になって店主がめちゃめちゃ将棋が強いことがわかった。
勝てる気がしない
なんなら、
料理作ってもらってる合間に指していたとしても負ける
最近では、上司との対局の途中で…
『歩はさっさと攻めて前を空けるんだよ!』
『王を取る遊びなんだから王に向かっていかなきゃダメだろう!』
『なんでその局面で負けるんだよー!』
と、アドバイス的な激励的な…
なんか…普段めちゃ温厚なのに将棋になると急に荒くなるやん。笑
(ちなみに自分より上司の方が強い)
まーでも、全然自分が弱いから、この駒進めれば良い手になるって局面で全然違う駒動かしちゃうんだなー
そんな時も…
ロベ
(これでいこう…)スッ←駒に触れる
店主
『だぁああああーーー』
ロベ
(ビクゥー!!)
(ちっ違うんだ…えっえっ?どれをどうすれば?)
店主
『これをこうだよ!』
ロベ
『まじすか!あれ?これほとんど詰んでないですか?』
上司
『ひぃぃー…お前佐為(ヒカルの碁)みたいに店主パワー使うのやめろよー。』
ロベ
(いや…店主が勝手に…)
すみません!でも僕の勝ちですね!
そんな感じで、ズル勝ちを何回かさせてもらっていた。
なんか昭和な人って感じで話に熱があるんだよね。あと熱と共に声が大きくなる感じがなんとなく父親に似ていて。心地よかったなー
全くお酒が飲めない自分でも笑顔で受け入れてくれる下町の赤提灯飲み屋。
区画整理で12月いっぱいで閉めるんだって…
寂しいなー。
聞いたら店主70歳になるっていう節目だからこれで引退すると…
あと何回行けるかなー。
少しは将棋強くならなきゃなー
そんなぼやきブログ
では!
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