ディズニー劇中歌の中でも特に好きな曲『Go the Distance』
映画ヘラクレスの中の人気曲
知ったのはこの動画
声だけだよこれ。まじで何度聞いても泣きそうになるくらい凄い。特に最後のティム(1番左)のロングトーンが素晴らしい。ぜひ見てほしい!
そんな映画『ヘラクレス』の感想。
書いてきます!
あらすじ
舞台は古代ギリシャの神々が住むオリンポス。全知全能の神『ゼウス』の子として生まれた赤ちゃんヘラクレスは死者の世界の神『ハデス』の手によって人間にされてしまう。下界で人の手で育てられた、優しい青年ヘラクレスは自分の出生を知り、神に戻るべく真の英雄をめざして成長していく…
ちょっと余談
はじめに余談w
なんか賛否両論あるみたいだけど、個人的には日本語吹き替え版も良いと思う。
ヘラクレス 松岡昌宏
メガラ(ヒロイン)工藤静香
良い!普段あんまり吹き替え版観ないんだけどこのお2人は良いよ!
今回は日本語字幕版(音声英語)の両方で2回た。(ブログ書こうとすると結局何度か見ることになるけどねw)
あと、ヘラクレスって英語だと
『ハーキュリィス』
ゼウスは
『ズゥース』
って言ってるよね。そろそろ和製英語の表記改めた方がよくないかな…ってちょっと思った。ちょっとね。
あー。でもそしたらビックリマンチョコのスーパーゼウスはスーパーズゥースになるのか…
ヘラクレスオオカブトムシは
ハーキュリィスオオカブトムシになるのか…
やめた方がいいなw
ヴィランの中でも同情できる『ハデス』
さて、本題。
この作品を見てまず思ったのは、
ディズニー中の悪役(ヴィラン)はあんまり同情出来ないし、根っからの悪が多い気がするけど
ハデスは…なんか違う。
役割【死者の国の神】って…それなにで決まったの?
休みの日に学級委員押し付けられた的な奴?
なんか…やりたくてやってる感じじゃない。死者の世界を船で進んでいる時も襲われそうになってたし…
しかも、冒頭でオリンポスの神々に(ていうかゼウスに)
『死者の国で死ぬなよ』
ってとんでもないdisられ方をして、笑われて、
……そりゃ恨むわ
って思った。なんなら冒頭でゼウスちょっとやな奴じゃんとかも思った。
死者の国の神、交代制とかにしてあげたらいいのに。
そしたらハデスの顔色も良くなるよきっと。
ハデスはちょいちょいユーモアがあっておもしろいし、部下の失敗に激オコになるけど、
なんだかんだ許して次のチャンスを与えてあげるあたり、
根っからの悪い奴じゃない気がしてならない。
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ゴスペル(5人の女神)の重要さ
映画冒頭に重々しいナレーションが入る、
それを打ち破るように5人の女神がゴスペルで歌いながら舞台背景の説明をしてくれる
ゴスペル・トゥルースⅠ
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歌詞の内容はこの映画の全章となる話。
タイタンっていう5体の怪物をゼウスが倒し、世界を収めたことを歌った曲
次は、
ゴスペル・トゥルースⅡ(ハデスの説明曲)
![](https://robenoblog.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/a04018d5dde96f021f1930361eb16708.jpg)
そして、ゴスペル・トゥルースⅢ
![](https://robenoblog.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/a04018d5dde96f021f1930361eb16708.jpg)
ヘラクレスが人になってしまった後オリンポスにいられなくなり人の子として育てられた期間をダイジェストでお届けする曲
映画ヘラクレスにはゴスペル調の曲がたくさん出てくる。
メガラが歌う『恋してるなんて言えない』も何気に女神がバックコーラスをしていて良い曲。
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しかもミュージカル映画だから当たり前なんだけど、結構歌詞内で重要な事を言っているからハーモニーの良さに耳を傾けて歌詞聞いてなかったり読んでなかったりすると後々『?』ってなる
ちなみにこちらも素敵なカバー動画があるので載せときます。
タイタンがデカすぎヤバすぎ(でも…)
夜空の星が1列に並ぶ日、ハデスは星の力を味方につけ5体のタイタンを海底の牢獄から解き放つ。
このタイタン。かなりでかい。
進撃の巨人でいえば超大型巨人。いわば地鳴らし開始の絶望の始まりだ
大地を我が物顔で歩くタイタン達が向かった先はオリンポス。
途中道を間違えたりするが、ゼウスを溶岩に閉じ込めることに成功する…
ハデスの時代が始まるか…と思いきや
契約が破れたことにより力を取り戻したヘラクレス登場。
ゼウスの武器、稲妻も手元に揃いタイタンたじたじ
あっちゅうまに劣勢になったタイタンはトルネードタイタンに巻き込まれる形でヘラクレスにより宇宙の彼方へ投げられる
さながらバイキンマンでお馴染みの『バイバイキン状態』。
いや急すぎない?
そもそもね。ゼウスの武器ストックの少なさも気になったんだけど、
もう一回頑張ればタイタン達ワンチャンゼウス倒せたんじゃないか疑惑が残った状態でぶっ飛ばされる
あれかね…君たちは長いものには巻かれるタイプのタイタンかね。
ゼウスのその奥にいるディズニーが思うストーリーの流れを察して空気を読めちゃうタイプのタイタンだったかね。
出だしのかっこよさもあって、もちょっとタイタンがタイタンであってもよかったんじゃないかなーって。
そう感じました。
ヘラクレス神に戻る
メガラが身を挺してヘラクレスを守った事で命が危ぶまれる中、逆に自分の命と引き換えにメガラを助けたヘラクレス。そして真の英雄へと成長を遂げ、神になる。
ここの表現がめっちゃ良い。
死者の国に流れる川を彷徨っているメガラの魂
それを助ける為に飛び込んだヘラクレスは体がだんだんと老いて行き、老人になる。
運命の女神が持つヘラクレスの『命の糸』をハサミで切ると…
黒い糸が黄金の糸になり全く切れなくなる。
ここ…好き
人間の肉体が老いて死んでしまったけど、メガラを助ける気持ちを強く持ったことで、内側にあった神の部分だけが残って真の英雄=神になり命の糸も外側の人間の部分だけが切れて神部分が残った
自分はそう捉えてるんだけど…違うかな
運命の女神がヘラクレスの命の糸を切るシーン
よく見ると切れていないんじゃなくて
外側の黒い部分が切れて内側の黄金の糸が出てきたって感じの描き方になってる
なるほどー!!そうやって神に戻るのねー!
ってすごーく腑に落ちる描き方。
皆さんもヘラクレスの命の糸を切るシーンよーく見てほしい。黒い部分はちゃんと切れて飛んでるから
師匠ピロクテテスの夢
神に戻ったヘラクレスが選んだ道は人間としてメガラと共に生きる事。
数々の英雄を育て上げたヘラクレスの師匠ピロクテテス(フィル)の夢は神々が思わず星座にしてしまうほどの英雄を育て上げること。
真の英雄となりさらにメガラと共に生きることを選んだヘラクレスはついに星座となった
これが最後のセリフ
星座を見て『見ろ!フィルの弟子だ!』
![](https://robenoblog.com/wp-content/uploads/2022/11/img_2063-1024x830.jpg)
いいよねー。この終わり方。ハデスを除いてみんな幸せ。
この時流れてる曲『本当のヒーロー/Star is Born』最後の1分からゴスペル調になるんだけど、ここのエンディング感が強い感じがほかのディズニー作品とは違った良さがある気がする。
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感想まとめ
面白い作品であることは間違いないけど、男の人も楽しめる映画であることも注目すべきポイント。ディズニーはプリンセスが目立ちがちだけど、ヒーローがいるのも忘れちゃいけない。
間違いなくヘラクレスはカッコ良いヒーローだ。
男性諸君!ヘラクレスを見よう!
では!
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